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FRP製品を笑顔と共に

R&Dセンター開設と 技術評価受託事業開始(発行日:2020年1月6日 PRESS RELEASE 006) 

「R&Dセンター開設と 技術評価受託事業開始」に関するpdf資料はこちら。

 

概要

株式会社FRPカジ(神奈川県足柄上群山北町 代表取締役:梶山 礼子 以下、「当社」)は、FRP(繊維強化プラスチック)に関連する専門的な技術評価を行う部門として新たにR&Dセンターを開設いたしました。R&Dセンターにおいては、従来事業である「技術相談事業」に加え、専門的な検査や各種材料評価を行う「技術評価受託事業」を新規事業として開始します。

 

<R&Dセンター概要>

名称 株式会社FRPカジ R&Dセンター

住所 〒258-0113 神奈川県足柄上郡山北町山北2592

電話 0465-75-2921

 

R&Dセンター開設に伴う新事業体制について

R&Dセンターの開設に伴い当社事業体制の見直しを行います。当社の本社機能は従来事業のFRP製品製造、改修/補修工事、塗装工事の各事業を担います。R&Dセンターでは技術的な課題に対して相談を受け付け、専門的な助言、提言を行う技術相談事業に加え、当該センター開設と同時に導入した最新の評価機器を用いた技術評価受託事業を推進いたします。

技術評価事業受託について

技術評価事業受託は主に以下の3点に関する評価計画立案と実施、そして結果の報告です。

寸法検査

接触式に加え、ブルーレーザーによる非接触測定が可能な最新式の三次元測定機で評価します。精度を求める場合は接触式を、自由曲面形状を評価したい場合は非接触を選択します。

高精度のCMMや三次元デジタイザー等の機器をそろえた外部機関とも連携しており、幅広い検査手法に対して対応可能です。

また、一般的な二次元寸法に加え、表面粗さ測定も可能です。

※導入機器概要

・三次元寸法測定機 FAROBlu HD/ Quantum E 2.5m 7-Axis

・表面粗さ計 SJ-310

※検査室環境: 22℃/50%RH(PAP10A1-Kにて管理)

非破壊検査

外観では評価不可能な内部の状況をX線CTによって評価可能です。当社所有のX線CTの遮蔽室に入らないものについては、より大型のX線CTを有する外部機関と連携して対応します。

※導入機器概要:NAOMi-CT 002L

最大スキャン領域 φ251×H185mm(画素サイズ 0.24mm)

※検査室環境: 22℃/50%RH(PAP10A1-Kにて管理)

機械特性評価

汎用試験機を用い、異方性を考慮したFRP静的材料試験(引張、圧縮、せん断/面内、層間)、並びに動的疲労試験機によるFRP疲労試験(耐久性試験)について、当該設備を有するパートナー企業と連携して対応可能です。

その他技術評価受託

3D CADを用いたモデリングや図面化にも自社対応しております。寸法検査結果を踏まえたモデル形状の最適化や図面への公差設定検証といった業務が可能です。

詳しくは弊社のHP(https://frpkaji.co.jp/)の問い合わせページよりお問い合わせください。