2023-06-27
メッキ・表面処理工場 FRP製角型貯槽用内面保護カバー製作
溶融メッキ工場や表面処理工場において、大型製品の前後処理、酸洗い等の際にFRP製角型貯槽やFRPライニング槽が多く使われていますが、このような工場では大型製品を取り扱う際に天井クレーン等により槽内に潜入させます。その際にFRP壁面に干渉してしまい、キズやクラック等を引き起こす事象が多く見られ、このキズやクラック箇所より数年の間に薬液等が浸透して、腐食が進み補修や改修の頻度が増加するのを防ぐために塩化ビニール製の保護カバーが多く使われています。
塩化ビニール製は衝撃に弱いこともあり、当社では耐食性マトリックス樹脂により表面には衝撃に強いガラスクロスを使用した製品を開発しました。
例)このようなFRP製角型貯槽のフランジに引っ掛けて使用
完成品
このようにコストをかけずに地球環境に配慮した「FRP長寿命化」にご興味がある方は当社R&Dセンター技術相談窓口にてお待ちしています。
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