一般複合容器(FRP高圧タンク)の廃棄スキーム開発
FRP複合容器は刻印等により示された年月から15年を経過したものは使用できないという状況を踏まえ、当社では2019年より一般複合容器(FRP高圧タンク)の廃棄処理事業を開始しました。
マスメディアでご紹介されたこともあり、現在でも多数のご依頼をいただいております。
当社では廃棄物処理工程の安全性と適切な処理を最優先に対応しております。しかしながら、一般複合容器はその構成材料によってはより簡易的な工程で安全かつ適正な処理が可能であることが、社内での技術検証によって明らかとなりました。
本処理方法は従来法と比較し簡略化が可能となったため、処理費用の削減を実現しています。
※詳しくはFRP高圧タンク(一般複合容器)の廃棄処理をご覧ください。
開発された一般複合容器の廃棄スキーム
一般複合容器解体前
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一般複合容器解体中
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一般複合容器解体後
従来の廃棄方法では協力廃棄物処理企業において、当社監修の元に粉砕・分離機によるアルミニウムとFRPの分離を行っていました。今回開発された廃棄スキームでは当社工場にて画像のように分別が可能となり、その後協力廃棄物処理企業により、内装のアルミニウムはリサイクルへ、外装のFRPは粉砕の上、埋め立て廃棄となります。
本スキームは現段階ではGFRP(ガラス繊維強化プラスチック)外装に限られているので、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)外装の場合は従来法に基づいて協力企業で分離の上、廃棄処理を行います。
内装アルミニウム・外装GFRPの場合 ¥500∼/本
内装アルミニウム・外装CFRPの場合 ¥2000∼/本
容量や数量によって金額は異なりますのでお気軽にお問い合わせください。⇒コチラから
今後も低コストでの廃棄処理をめざして日々の研究開発を行いたいと考えます。
※FRP複合容器廃棄物処理のチラシpdfはこちらからご覧ください。
※FRP複合容器に関する記事はこちらをご覧ください。
FRP高圧タンク(FRP複合容器)の廃棄処理に関するページ開設のお知らせ