2021-06-19
新技術レポートを公開いたしました~技術資料 ENG-REPORT-010
当社R&DセンターHPにて新技術レポート「原形製作方法違いがGFRP成形体の寸法精度に与える影響」技術資料 ENG-REPORT-010を公開しました。
FRP製品製作には生産型が必要ですが、その生産型製作に必要なモノが木型です。
従来は形状再現技術の高い木型職人がこの役割を担っていましたが、職人の高齢化や技術伝承の課題が生じています。これを踏まえ、代替の原形型製作手法の検討を行う必要があると考えました。
異なる手法で製作された原形型から成形されるFRP成形体についての技術的な調査は前例も少なく、自社での評価経験もない。そこで同一形状のFRP成形体について、従来の木型職人による原形型製作に加え、機械加工(NC加工)、並びに3Dプリンティングによって原形型を製作し、原形型製作方法の違いがFRP成形体の形状精度に与える影響について調査することとしました。
今回得られた結果は、原形型製作工程に新たな選択肢、並びに考慮すべき公差設定の指標を示すことができたという意味で、当社にとって技術的に大きな前進となりました。
「原形製作方法違いがGFRP成形体の寸法精度に与える影響」について詳しくはこちらをご覧ください。
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