薬液漏えい恒久対策施工支援

薬液漏えい恒久対策施工支援

「FRPで薬液漏れを食い止める」

当社の薬液漏えい恒久対策施工支援事業のスローガンです。

薬液漏えいが発生、または発生のおそれがある化学プラント設備について、当社が施工の方向性を立案し、施工業者を現場で指示することで、確かな恒久対策施工の実施を支援します。

このようなご相談に対応します

  • 薬液漏えいが発生している、または発生のおそれがある設備
  • 応急処置を繰り返しているが、恒久対策に切り替えたい場合
  • 施工業者任せではなく、施工の方向性から整理したい場合
  • 化学プラント設備に適したFRPによる対策を検討したい場合

放置による主なリスク

  • 薬液漏えいの再発や拡大
  • 設備停止や緊急対応による負担増
  • 周辺設備や作業環境への二次的影響
  • 応急処置の繰り返しによるコスト増加

FRPカジが行う支援内容

  • 薬液漏えい問題の整理と恒久対策方針の立案
  • 施工業者が適切に施工できるよう現場で指示・監督
  • 必要な材料、道具、工程の考え方を整理
  • 施工前から完了確認まで一貫して支援

まず行うこと

  • 漏えい箇所と設備条件の確認
  • 現場状況や過去の補修履歴の整理
  • 応急処置ではなく恒久対策の要否判断
  • 施工方針と施工体制の組み立て

薬液漏えい恒久対策施工支援事業の概要

化学プラント内における薬液槽の割れ、液漏れといった問題が生じた際に、恒久対策の立案を行うと同時に、施工業者が適切な施工を行うよう監督することが本事業の骨子です。

薬液漏えい恒久対策施工支援の概要

高い耐薬品性から化学プラントに用いられるFRP

FRPは、ビスフェノール等の芳香族を含む剛直骨格を有するマトリックス樹脂、いわゆるビス系ビニルエステルを用い、さらに適切な強化繊維を選定することで優れた耐薬品性を示します。そのため、酸やアルカリにさらされる化学プラント設備であるタンク、ダクト、カバー等にFRPが使用されています。

一方で、FRPは耐薬品性を示すものの、長時間にわたり薬品にさらされることによる劣化は避けられません。そのため、適切な保守管理と、問題発生時の確かな恒久対策が重要になります。

恒久対応事例

保守管理の一環である点検では、薬液の漏れ、またはそのおそれのある箇所が見つかるケースがあります。しかし、多くの事業者においては、対策施工がその場しのぎの「応急処置」にとどまっているのが実情です。

事例1 硝フッ酸槽の恒久対応

以下は強酸である硝フッ酸槽の事例です。この槽では薬液漏れが繰り返し発生し、該当箇所に対して「つぎはぎ」のような応急処置が複数回行われていました。

対応前 つぎはぎのように補修された硝フッ酸槽
対応前:「つぎはぎ」のように補修された硝フッ酸槽
対応後 FRP特殊ライニング工法による恒久対応結果
対応後:FRP特殊ライニング工法による恒久対応結果

当社では、槽内全体に新しいFRP槽を構築するFRP特殊ライニング工法により、恒久対応を行いました。

事例2 苛性ソーダ槽フランジ部の恒久対応

他の事例では、苛性ソーダ槽において、薬液に接するFRPの強化繊維にガラス繊維を用いるという不適切な設計により、薬液の浸透が認められました。

対応前 苛性ソーダの浸透が生じた小型フランジ
対応前:苛性ソーダの浸透が生じた小型フランジ
対応後 FRPで積層されたフランジ
対応後:FRPで積層されたフランジ

この事象に対しては、既存フランジをそのままに、その上から苛性ソーダの影響を受けにくい有機繊維を強化繊維としたFRPを用い、フランジのシェル部をカバーし、薬液浸透の続く領域をFRPで保護する対策を行いました。

ご依頼までの流れ

Step 1 お問い合わせ

問い合わせページよりご連絡ください。発生している薬液漏れ問題についてヒアリングを行うため、対面またはWebでの打ち合わせを設定します。緊急を要する場合は、現場確認にも対応可能です。

Step 2 見積提示

支援費用のお見積りを提示いたします。

Step 3 恒久対策案の立案

恒久対策を基本とした対策案を立案します。また、当該案を基本に施工できる業者を当社よりご提案し、お客様に選定していただきます。

Step 4 施工準備

必要な道具・資材の指示などを施工業者へ行い、工期日程を決定します。お客様には、槽洗浄など事前に工場でご対応いただきたい内容を当社よりご連絡します。

Step 5 施工立会い・監督

施工当日は、当社社員が現場に立ち会い、施工が適切に行われるよう監督し、必要に応じて施工業者へ指示を行います。

Step 6 確認・完了

施工後、薬液を実際に投入し、薬液漏れが起こらないことをご確認いただきます。その後、当社発行の請求書に応じたお支払いをお願いいたします。

資料・関連情報

よくあるご相談

薬液漏れが発生してからでも相談できますか?

はい。薬液漏えいが発生している場合はもちろん、漏えいのおそれがある段階でもご相談いただけます。状況に応じて、現場確認や対策方針の整理から対応します。

応急処置を繰り返している設備でも相談できますか?

可能です。繰り返し補修されている設備についても、現状を確認したうえで、応急処置ではなく恒久対策として成立する施工方針をご提案します。

施工業者が決まっていない段階でも相談できますか?

はい。恒久対策案の立案とあわせて、当該案を基本に施工できる業者のご提案も可能です。まずは設備状況やご要望をご相談ください。

薬液漏えい恒久対策施工支援に関するご相談を承っています。漏えい発生後だけでなく、発生のおそれがある段階からでも対応可能です。
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