株式会社 FRPカジ メールマガジン
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┏┏┏┏ ハンドレイアップGFRPの真実
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2021年12月1日
第八回: FRP製品の真実~薬液漏えい恒久対策支援
<目次> ━━━━━━━━━━━━━━━━
・FRP製品の真実~薬液漏えい恒久対策支援
<FRP製品の真実~薬液漏えい恒久対策支援> ━━━━━━━━━
前回のメルマガでは高精度手加工に向けた治具設計について、
今後の追加工に向けてた内容を盛り込みご紹介しました。
今回のメルマガでは本年10月よりスタートした新事業「薬液漏えい恒久対策支援」について、事業化に至った経緯と本業務のご依頼から業務完了までの流れをご紹介します。
・事業立ち上げの経緯
この事業を立ち上げるきっかけとして、数年前より薬品漏れの補修依頼が急増していたことが挙げられます。
メッキ工場や表面処理工場に関しての薬品漏れのお話しは以前のメールマガジン
「メッキ/表面処理設備長寿命化のための補修/改修へのFRP活用の基礎知識」全23回
https://bit.ly/3wIEPYh
にて詳しく述べさせていただいております。
メッキ工場や表面処理工場以外で化学薬品を扱う工場からの補修の依頼がある例を挙げると、
塩酸・硝酸・硫酸・苛性ソーダの貯槽が新規製造設置より10年を超えたものに関するのが多い傾向にあります。
依頼内容で1番多いのは、槽下部付近のフランジ周りやクラック等の割れによる漏洩に関する対応です。
上記の理由は大きく分けて以下の2通りに集約されます。
1. 新規製作時の設計不備による製作
2. 初めての薬液漏えいの際に適切な補修を行わなかった
前者はFRPの知見がない設計者が、製造側へ図面を基本とした適切な設計要件が示されていない事による不適切な製作が主因です。
結果、設置後10年経過した頃には既に薬液が思ってもいない経路を辿り、薬液漏れを起こすことがあります。
後者は薬液漏れの発生対応に向けて補修を行ったものの、
補修を行った担当者や企業が薬品に対しての知見が乏しく、
補修に用いる材料の選定を間違えたり、薬液漏えい経路の検証が不十分だったことで漏洩が起こったと考えられます。
このような知見不足により、目に見える部分に限った補修に終わってしまい、薬液漏洩の根本的な解決につなげることができません。
当社では、薬液漏えいをその場しのぎでなく恒久的な対応を基本とした補修を行う事ができないかと思案していましたが、
実際に当社が施工者として補修を行うには、人数的な限界からその対応可能数に限りがあります。
そこで、適切な補修の方法を現場で行う業者にお伝えし、
施工実施とその完了まで管理するという監督者の役割に徹すれば、
より数多くの薬液漏えいに対して適切な補修実施提供が可能になると思い、
当該事業を当社の新たな事業として立ち上げることとしましました。
・本業務のご依頼から業務完了までの流れ
薬液漏えい恒久対策支援について、ご依頼から業務完了までの一連の流れについて述べます。
1. 薬液漏洩の発生、または発生の恐れのある化学プラントの設備について、
発生している薬液漏れの状況についてヒアリングを行います。
2. ヒアリングの内容を精査して実際に現地に赴き、当社が施工の方向性を立案いたします。
3. 立案内容に沿った施工を行うにあたり、適切な施工業者を当社が選定します。
4. 必要な道具・資材を施工業者へ指示の上、当該薬品槽などの洗浄・乾燥等、お客様ご対応いただきたいことに関する内容をお伝えし、当該スケジュールも踏まえ工期日程を決定します。
5. 施工期間は当社社員が現場に立ち会い、施工が適切に行われるよう監督し、必要に応じた指示を施工業者に対して行います。
6. 施工後、薬液を実際に投入し、薬液漏れが起こらないことをお客様にご確認いただきます。
上記の通り実際に現場で施工業者に指示することで、
細部まで行き届く確かな恒久対策施工実施をお手伝いします。
当社HPをご覧になり、補修/改修のご依頼をされる企業が増加している理由は、
他社では真似できない「FRP特殊ライニング工法」や「FRP特殊塗装工法(R)」といった薬液漏洩防止に応用できる独自技術を有することが、その背景にあると考えております。
「FRPで薬漏れを食い止める」
当社の薬液漏えい恒久対策施工支援事業のスローガンとして掲げています。
事業の詳しい内容はこちらをご覧ください。
https://bit.ly/3FbhyRK
今後はこの支援が広がり化学プラントや化学薬品を扱う工場の安心・安全な環境つくりのお役に立てたらと思います。
今回のメルマガではFRP製品の真実~薬液漏えい恒久対策支援についてご紹介しました。
次号メルマガでは、FRP製品製造の真実~マンション貯水槽の危機ということについてについて取り上げたいと思います。
FRPを取り扱っている方や今後取り扱いたい方にとっての一助となれば幸いです。