FRP防水工事～通気緩衝工法～2024年1月施工

塩酸から発生する塩化水素により工場屋上全体が腐食したとの技術相談をいただき、簡易的な環境測定を実施して設計要件を構築し、工場屋上のFRP通気緩衝工法による耐塩化水素対応の防水工事施工実施しました。

既存下地防水層が破壊してコンクリート層の劣化も激しかったために、通気緩衝シートへのライニングも耐薬品性マトリックス樹脂を使用しました。

このような悪環境下ではライニング後の仕上げトップコート層も5年ほどで劣化が進行するため、5年毎にトップコートを行うメンテナンスをおすすめしています。

高圧洗浄後

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素地調整（左官）

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通気緩衝シート貼り付け

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FRPライニング

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仕上げトップコート

 

※FRP通気緩衝工法に関しての記事はこちらをご覧ください。

「FRP防水工事～通気緩衝工法～2023年4月施工」

「ＦＲＰ通気緩衝工法による屋上防水工事」

「ＦＲＰ通気緩衝工法によるメッキ工場屋上防水工事」